日本年金機構から「保険料納入告知書・領収済額通知書」が届きました。
1月分の健康保険料・厚生年金保険料及び児童手当拠出金が3月2日に口座から引き落とされます。

保険料納入告知書・領収済額通知書

私は1月に会社を設立しました。
三菱東京UFJ銀行に法人口座を開設後、1月23日に年金事務所に社会保険の届出に行きました。
その書類の中にあったのが、「健康保険 厚生年金 保険料口座振替納付申出書兼・同保険料口座振替依頼書」です。

この依頼書によって日本年金機構は社会保険料等を口座から引き落とすことができるわけです。

社会保険料等は当月の保険料は翌月末までに支払います。
2月28日が土曜日の為、休み明けの3月2日(月)に口座引き落としがされるというわけです。

社会保険料率

社会保険の保険料率は毎年変わります。
厚生年金保険は保険料率は全国一律でづが、健康保険は都道府県によって違います。

私の場合、標準報酬月額は380,000円で健康保険料は44,764円、厚生年金保険料は66,401円ですので、各々の保険料率を逆算すると、11.78%(介護保険料率を含む)、17.4%となります。

平成27年度の健康保険料率ならびに介護保険料率は、決定が遅れている為、例年より1か月分遅れの4月分(5月納付分)から変更となる見通しとのことです。

児童手当拠出金

今回、「児童手当拠出金」名目で570円が引かれる予定です。
個人事業主の時は全く考えなくて良かった項目ですが、法人になると負担しなければなりません。

割合を計算すると1.5/1000となりました。

尚、私の会社は同居の親族のみの会社の為、労働者はゼロ、したがって労働保険の負担はありません。

個人事業主と法人でどちらが得か?

個人事業を法人化することによって社会保険の会社負担もあるのですが、金額的にどう違うのかを比較してみたいと思います。

法人化して今年1年に支払う社会保険料等は111,735円×12=1,340,820円・・・a

一方、個人事業主の時は、国民年金保険料が夫婦2人分で約30万円、国民健康保険料が30万円の合計60万円でした。(所得150万)

昨年の所得は約300万円でした。
この場合、国民年金保険の保険料は同じく約30万円。・・・①
国民健康保険についてはざっくり計算してみると次のようになります。
※我が家は夫婦と子供1人の3人家族です。
3,000,000円×12%+33,800円×3+13,076円×2=360,000円+101,400円+26,152円=487,552円・・・②
①+②で約80万円。・・・b

aとbを比べると約50万円以上の開きがあります。
しかし、国民健康保険は所得があがれば保険料も上がります。
最大で70万円です。
ここまでくると差額は約34万円です。

ただし、bには国民年金保険(基礎年金)の上乗せである厚生年金保険がありません。したがって、将来もらえる年金に差が出ます。

しかし、比較は社会保険料等だけではありません。
これについては別の機会に記事にしたいと思います。

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