「オーナー社長の退職金」内容&口コミ

「知っているようで知らないオーナー社長の退職金~ハッピーリタイアのための計画的な準備と税務対策のポイント」という本を読んだ。
「オーナー社長の退職金」の内容・感想&口コミです。

「オーナー社長の退職金」内容

第1章 社長と社長の家族を幸せにする退職金
①社長と社長の家族を幸せにする退職金
②社長の退職金のメリットと上手な受け取り方
③役員退職金の算出方法
④役員退職金規定の必要性
⑤役員退職金の準備
第2章 社長の退職金 Q&A
第3章 退職金が税務否認されたらどうなるか?
第4章 判例・裁決事例から学ぶ境界線
第5章 議事録作成マニュアル

第1章ではオーナー社長が突然、亡くなった場合、どういう対策をとっておくと良いかについて。

残された家族のことを考えると、死亡退職金を予め準備すること。
そして社長が所有する株式も相続の対象になるので、買い取ってもらうのがベストだ。

役員退職金は役員報酬と比べ、税金が優遇されている。
不相当に高額でなければ全額損金算入できる。

問題は、税務署に否認されるケースがあるということ。
否認されると、退職金は役員報酬に算入される。
が、通常の役員報酬ではないので損金に計上できない。
結果、法人税をその分、支払わなければならい。
また、個人は所得税を余分に支払わなければならない。

では、税務署に否認されない役員退職金とはいくらなのか?どういうことに留意すれば良いのか?

これが本書の内容である。

「オーナー社長の退職金」感想・口コミ

Amazonで注文して届いたのだが、まず思ったのが「薄い」ということ。
全108ぺーじ。
しかも文字が割と多く、余白も十分。
見やすいのだが、ちょっとがっかり。

内容的には本書では「株式会社」オンリーの話になっている。
弊社は「合同会社」なので、「合同会社」の話も記載して欲しかった。

特に役員退職金をいくらにするか?について「功績倍率」の話が出てくる(P22)が、会長・社長、専務・常務、取締役、監査役、といった区分になっており、合同会社の場合はどう考えればよいのかが分からない。

私は将来、「みなし退職」で退職金を受け取ろうと考えている。
この話題についても触れられているのだが、ここでも役員だけの会社の場合、どう考えればよいのかが分からない。

「株式会社」で雇用の発生する社員がいることが前提で話が進められてるので弊社の現状と違い、イメージがわかない。

株主総会議事録は作成していても実際に開催していなければ、法令違法になる。
社長が100%の株を所有している場合はどうなるのだろうか?

法令違反となると、追徴課税となる。
もう少しつっこんだ内容が欲しかった。

判例が多く取り上げられているのは良いと思う。

ただ、あくまでも「退職金」の話であり、退職金が出れば、それが即「ハッピーリタイア」につながるかというと、それはまた別の問題であろう。

タイトルに「ハッピーリタイア」と入っているのには違和感がある。

オーナー社長の退職金にテーマを絞った本は今まで読んだことがなかったので、その点、よくまとまっている。
色んな問題点が取り上げられているのだが、「では具体的にどうすればよいのか?」についての記載はない。

Amazon口コミレビューにはまだ書き込みはない。(本記事投稿時点)
決定版 知っているようで知らないオーナー社長の退職金―ハッピーリタイアのための計画的な準備と税務対策のポイント

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