昨年12月に業績が急激に悪化し、しばらく回復の見込みはない。
そこで、経費節減の為、法人保険の保険料の支払を中止することにした。保険代理店に相談し、銀行で手続きを行った。
ところが、先日、東京海上日動あんしん生命から「口座への生命保険料ご準備のお願い(再請求のお知らせ)」が届いた。
これは一体、どういうことであろうか?
そこで、東京海上日動あんしん生命カスタマーセンターに問合せを行ったのだが、何とも事務的な対応であった。
「口座への生命保険料ご準備のお願い(再請求のお知らせ)」の内容
以下、一部を抜粋する。
この度、1月29日に保険料を請求させていただきましたが、”依頼書なし”により引去りができませんでした。
つきましては、2月27日に再度引き去りさせていただきますので、前日までに必ず以下の口座へ保険料をご準備ください。
なお、2月27日に再度引去りが出来なかった場合は、添付の「払込取扱票」にて2月28日までに保険料をお払込みいただきますようお願い申し上げます。
私が問題とするのは、何故、再請求が届くのか、ということ。
銀行で払込中止の手続きを行ったので、その内容は保険会社に行っているはず。
なのに、”依頼書なし”とは。
電話に出たカスタマーセンターの女性は、銀行で”預金者依頼”の手続きをしていれば、再請求の通知はしない、とのこと。
“依頼書なし”の場合、毎月、再請求の通知が届く、と。
しかし、保険代理店も銀行窓口でも”預金者依頼”の件は一言も言わなかった。
さらに、東京海上日動あんしん生命にしても、元々、事情を説明して、処理を確認しているのに、そんなことは全くなかったかのごとく、事務的に処理するとは、不親切すぎる。
とにかく、銀行で”預金者依頼”の手続きがいると分かったので、三菱UFJ銀行に問合せを行った。
三菱UFJ銀行の回答
代表番号に電話をして、”預金者依頼”の手続きについて尋ねたが、逆に「”預金者依頼”とは何ですか?」と聞かれる始末。
分かるものから折り返し電話をする、と。
折り返し電話があった。
三菱UFJ銀行の担当者によると、、”預金者依頼”は1回のみ、と言う。
窓口で払込中止の手続きをする時に、①一回のみの中止、②今後ずっと中止=解約の2者選択を迫られたが、①のケースのよう。
しかし、保険会社は「”預金者依頼”は毎回」と言う。
保険会社と三菱UFJ銀行の言い分が異なる。
さらに、”預金者依頼”は今更手続きはできないとのこと。
そこで、三菱UFJ銀行の担当者から、自分が保険会社に直接、電話をして事情を話す、という申し出があった。
お願いする。
保険会社から回答
三菱UFJ銀行の担当者から、「保険会社から回答があった」という連絡が入った。
“預金者依頼”扱いにしてくれるそう。
ただ、2月27日の引去りは既に請求をかけているので、中止できない。
結果、その後、再請求の通知が届く。
しかし、3月からは再請求の通知は届かない、とのこと。
“預金者依頼”
この間、保険代理店にも問合せを行っておいた。
結局、”預金者依頼”について保険代理店が私に伝えなかったことが、問題の原因のようだ。
ただ、銀行で払込中止の手続きをする時に”預金者依頼”にチェックを入れれば、”依頼書なし”とはならず、再請求の通知は届かなった。
ただ、三菱UFJ銀行の担当者は「”預金者依頼”は一回のみ」というのが解せないところ。
しかし、払込中止(解約)の書類に”預金者依頼”の項目があり、そこにチェックがあるかどうかで、再請求の通知の有無が決まるのは理解できる。
ただ、三菱UFJ銀行の担当者はもう1つおかしなことを言う。
保険料の払込中止=保険の解約?
三菱UFJ銀行の担当者は保険料の払込中止=保険の解約だという。
しかし、これについては保険代理店に確認済み。
⇒保険料が支払えない(払込ができない)時にとれる3つの方法
念の為、保険代理店に確認したが、保険料の払込中止しても、3年以内に復活できる。
そもそも、保険を解約するには、書類の提出が必要。
払込中止の書類は保険解約の書類ではない。
恐らく、三菱UFJ銀行の担当者は払込中止=失効=解約、と考えたのではないか?
元々、保険会社に直接、払込中止の手続を行うことは出来た。
但し、書類のやりとりが面倒だし、時間がかかる。
そこで、銀行窓口で手続きをしたのだが、そこにこんな落とし穴が待っていようとは?
いずれにしても、一件落着だ。
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