会社を設立すると事業主を含め社員に給与を払いますが、所得税等を計算して給与から控除する必要があります。
給与計算とは?

給料と給与の違い

「給”料”計算」の本を調べてみたら、出てくるのは「給”与”計算」の本ばかり。
給料と給与とでは何が違うのでしょうか?

大雑把には、「給与=給料+諸手当(賞与を含む)」となるようで、狭義の「給料」=基本給(本給/月給)といったところでしょうか?

例えば、「給料」に「残業代」等がプラスされたものが「給与」。
月々の「給料」に手当がつかなくても「賞与(ボーナス)」が出れば、「給料」+「賞与(ボーナス)」が「給与」。

所得税や社会保険の保険料等の計算に「給与」が使われます。
労働基準法・雇用保険法・労働保険徴収法では「賃金」となるようです。

給与計算の控除項目

1.社会保険料
(A)雇用保険料
通勤手当や現物給付等の所得税の計算では非課税扱いの項目も含めた総支給額に、被保険者分の雇用保険料率を乗じて算出。
(B)健康保険料および厚生年金保険料
標準報酬月額を、標準報酬月額保険料額表に当てはめて算出します。

2.所得税の源泉徴収

3.住民税

4.その他

給与計算は自力で計算する方法と給与計算ソフトを使って計算する方法があります。

給与計算の本

平成26年度版 やさしくわかる給与計算と社会保険事務のしごと
◇内容:給与計算と社会保険事務を関連づけて解説してあるから、仕事の流れがまとめて理解できる。毎月の届出や手続きを1年間のスケジュールにそって解説してあるから、ミス・モレなく仕事がこなせる。労働基準法など法律の知識もやさしく解説してあるから、あなたの仕事をサポートするだけでなくスキルアップにもつながる。平成26年度の最新改正事項を完全網羅!

給与計算ソフト

やよいの給与計算 15
◇内容:初めて給与計算ソフトを利用される方におすすめ!。従業員数20名程度まで推奨。わかりやすい画面とかんたん操作で、面倒な給与計算が短時間で処理できる。社会保険料算定・年末調整にも対応。法令改正にも、すばやく確実に対応できるので安心。年末調整画面は必要な作業と流れがひと目でわかり、どこまで処理が進んだかも一目瞭然なので、初めてでもかんたんに進められる。※平成26年度年末調整はオンラインアップデートにて対応。

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