経済センサス活動調査の書類が届いた。
経済センサス活動調査には回答する必要があるのだろうか?
「報告は義務」とあるが、無視して回答しないとどうなるのか?
調べてみると罰則が規定されていた。
罰則の内容は本文にて。
尚、経済センサス活動調査は書類だけでなくインターネット回答も可。
経済センサス活動調査のインターネット回答を実際にやってみた口コミもご紹介致します。
経済センサス活動調査とは?
経済センサス活動調査は総務省・経済産業省が主体である。
怪しい調査ではない。
そもそも、聞きなれない「経済センサス」とは何であろうか?
経済センサスとは?
※参照:経済センサス【ウィキペディア(Wikipedia)】
経済センサス活動調査に関する疑問に関しては、経済センサス活動調査の事務局の公式サイトのQ&Aで分かりやすく解説してある。
※参照:よくあるご質問【経済センサス活動調査 実施事務局】
経済センサス活動調査の対象
経済センサス活動調査の対象は、全国の全ての事業所・企業が対象。
経済センサス活動調査の目的
経済センサス活動調査で、経営組織、事業所の開設時期、従業者数、主な事業の内容、売上及び費用の金額、事業別売上金額などについて調査。
経済センサス活動調査の結果は、
②経営の参考資料として事業者の皆様方
として活用される。
経済センサス活動調査の報告を無視するとどうなる?
報告は義務?
まず、経済センサス活動調査の「報告は義務」。
それは、全国の全ての事業所・企業が回答しないと、データが不十分になるからだ。
勿論、虚偽の報告もNGだ。
では、報告を無視して回答しなかった場合、どうなるのか?
報告を無視して回答しなかったら?
報告を拒んだり虚偽の報告をした場合の罰則も規定されている。
罰則に関しては統計法第61条に以下の規定がある。
※参照:調査に答える義務はあるの?【経済センサス総合ガイド】
経済センサス活動調査の回答期限
経済センサス活動調査の回答期限は2021年6月8日。
経済センサス活動調査の回答は郵送も可だが、「出来る限りインターネットでお願いします。」とあり、ネットの方が簡単なので、ネットで回答することにした。
経済センサス活動調査インターネット回答方法
経済センサス活動調査のインターネット回答方法は下記のページに詳しい。
⇒経済センサス活動調査~インターネット回答方法【総務省 統計局】
政府統計オンライン調査総合窓口にログイン
政府統計オンライン調査総合窓口にログインするには、以下のログイン情報が必要だが、これらは郵送されてきた「経済センサス-活動調査」回答シートの右上に記載されている。
●調査対象者ID
●パスワード
回答
「電子調査票」欄の「【○○】調査票(○○○)」をクリックすると、回答画面又は電子調査票のダウンロード画面が表示される。
画面の案内に沿って調査票等のファイルをダウンロードし、回答を行う。
経済センサス活動調査インターネット回答の口コミ
実際に経済センサス活動調査のインターネット回答を行って感じたことなどの口コミです。
パスワードの変更
ログイン情報に基づき、ログインしたら、「パスワード変更」を要請された。
メールアドレスの登録
次にメールアドレスの登録を行う。
登録すると、以下の表示が出た。
「登録いただいたメールアドレスに確認メールを送信しました。」
メールを確認すると、「メールアドレスが登録されました。」とある。
特にメールアドレスの確認作業はない。
調査票一覧へ
次は電子調査票のダウンロードである。
ページ右下の「調査票一覧へ」をクリック。
回答する電子調査票をクリック。
調査票への回答時間
「インターネット回答に関するQ&A」が記載されている。
調査票への回答時間は、「回答者によって変わりますが、概ね20分~30分程度です。」とあった。
回答項目
入力は1項目1ページで進んでゆく、
1ページの回答が済むと「次へ」。
「入力者情報」以外に18項目あるようだ。
予め入力されている項目もある。
法人番号
指定されている法人番号13桁を入力。
リンクが張ってある国税庁ホームページで検索してみたが、以下の表示が
画面下部にあります「条件を変更して検索」にて、入力条件を確認・変更のうえ、検索してください。
最初は検索条件に「入力した文字そのままで検索」にチェックを入れたのだが、2回目はこのチェックをはずしたところ、法人番号が表示された。
売上(収入)金額、費用総額及び費用項目
これらの数字を入力するには決算報告書が必要。
期間は「令和2年1月から12月までの1年間」とあるが、弊社の決算月は9月なので、令和2年9月期の決算書類より数字を入力する。
決算報告書の「損益計算書」及び「販売費及び一般管理費」から該当数字を入力。
単位は「万円」。
※万円未満は四捨五入
自家用自動車の保有台数
仕事でたまに個人名義の自家用車を利用することがある。
「所有」ではなく「使用」とあるので、「1台」と入力。
サービス収入の内訳
該当するコードを入力すると、「入力されたコードは存在しません。」という表示が。
分類表(サービス関連産業C)の番号を入れたのだが、ページ下部の「ひらく」→「分類番号」をクリックするとコードが入力された。
相手先別収入割合
「個人(一般消費者)」の割合を「100%」にしたところ、エラーメッセージが出た。
「個人(一般消費者)」の割合以外に「個人以外」にも割合が入力する必要があった。⇒「0%」。
備考
入力する上での注意事項⇒「特になし」。
確認画面
最後に確認画面である。
以下の回答内容を確認し、修正がなければ
画面右上の「回答の提出」ボタンをクリックして回答を送信してください。
※回答内容について、後日、おたずねする場合がありますので、回答の控えとして、送信前にこのページを印刷することをお薦めします。
印刷を行う。
最後に「回答の提出」をクリック。
「調査票回答の受付状況」が表示され、終了。
回答に要した時間は30分程度であった。
税理士ドットコム
利用者実績No.1の税理士紹介サービス!
無料でご要望に合った最適な税理士をご紹介!
詳細>>税理士ドットコム