中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)には運転資金の借入が出来る「一時貸付金」制度があります。
中小企業倒産防止共済「一時貸付金」制度を利用して借入を行なうことにしました。
今回は①「一時金貸付金貸付請求書」に借入金振込金融機関の確認印を貰う事、②「一時金貸付金貸付請求書」に収入印紙を貼って、中小企業基盤整備機構に書類を送る事を実践しました。

中小企業倒産防止共済「一時貸付金」の借入方法

中小企業倒産防止共済「一時貸付金」とは?

共済契約者に臨時に事業資金を必要とする事態が生じた場合は、解約手当金の範囲内で一時貸付金の貸付を受けることができます。
なお、一時貸付金の貸付請求は機構に直接お申し込み下さい。

※出典:中小機構のハンドブック「中小企業倒産防止共済制度(経営セーフティ共済)加入者必携」より

経営セーフティ共済

「一時貸付金」必要書類

以下は法人のケースです。
「一時貸付金」には以下の書類が必要です。

●中小企業倒産防止共済「一時金貸付金貸付請求書」
●印鑑証明書

尚、中小企業倒産防止共済の契約書の情報が変更になっている場合は「一時契約変更届書」も必要になります。

中小企業倒産防止共済「一時貸付金」の借入手順

STEP1:必要書類を入手
STEP2:書類へ記入
STEP3:銀行窓口へ書類を提示
STEP4:中小機構へ送付
STEP5:一時貸付金のお受取り
STEP6:中小機構からの書類の受取り

※参照:経営セーフティ共済「一時貸付金」【中小機構】

中小企業倒産防止共済「一時貸付金」の借入方法について詳しくは⇒中小企業倒産防止共済「一時貸付金」の借入方法【分かりやすく解説】

中小企業倒産防止共済「一時貸付金」借入実践編

ここまででに以下の事を行いました。

●「一時金貸付金貸付請求書」の請求⇒郵送で届く
●法務局で印鑑証明書を入手

【関連記事】
中小企業倒産防止共済「一時貸付金」の借入【実践編】必要書類・印鑑証明書

後は、以下の作業が残っています。

●「一時金貸付金貸付請求書」に記入・捺印
●銀行で確認印を貰う
●書類を中小機構に郵送

「一時金貸付金貸付請求書」に記入・捺印

「一時金貸付金貸付請求書」には借入金振込先金融機関の口座情報を記入する欄がありますが、金融機関はどこでも良く、中小企業倒産防止共済の掛金の引落口座でなくても構いません。

私は中小企業倒産防止共済の掛金の引落口座(=法人口座)にしました。

また、実印を押す欄がありますが、法人の場合、印鑑証明書と同じ法人の実印になります。

「一時金貸付金貸付請求書」は3枚複写になっており、3枚とも実印を押します。

注意点は「銀行印」ではなく、「会社の実印」である点。

銀行で確認印を貰う

「一時金貸付金貸付請求書」には、借入金振込先金融機関の確認印を押す欄があります。

入口で番号札を貰い、窓口で「一時金貸付金貸付請求書」を提示し、「確認印を欲しい」と伝えました。

5分以上、程待たされました。
割と時間がかかるものです。

書類を中小機構に必要書類を郵送

銀行を出て郵便局へ。
「一時金貸付金貸付請求書」に貼る収入印紙を購入。
私の場合は2,000円です。
※現金のみの支払いになります。

「一時金貸付金貸付請求書」を貼り、封筒に印鑑証明書も同封。
中小機構の封筒は定形郵便なので3つ折りです。

郵便の種類は窓口で相談して、特定記録郵便にしました。
ポスト投函になりますが、追跡できるそうです。
料金は切手料金84円+特定記録料160円で合計244円。

郵便物はPayPayで支払いました。
便利です。

尚、封筒の裏側にこちらの連絡先を書くようアドバイスを受けました。
中小機構の封筒には特に差出人の連絡先を各欄がなかったので、書かない方が良いのかと思い、書かずにいました。

このケースはちょくちょくあるので、今後は記入することにします。

本日は木曜日、郵便物は土曜日に届く予定だということです。

その後の動きは、後日記事にアップの予定です。
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