かつて女児向けアニメに夢中になった世代向けのおもちゃに、玩具メーカーが力を入れてい入る。
これまでは男性を想定したフィギュアや模型が中心だったが、少子化が進む中、20~30代の女性向け市場をつくろうとしている。
[バンダイ]
「超合金ハローキティ」を来年(2014年)6月に発売すると販売。
高さ10.5センチの亜鉛合金製で、首や腕、足などが10ヵ所動き、「ロケットパンチ」の機能も備える。(税抜4,400円)
同社は2008年に大人向け玩具の専門部署「コレクターズ事業部」を設立。
今年(2013年)8月に発売した「美少女戦士セーラームーン」のフィギュアは6万個が売れた。
20~30代の女性に人気があったという。
[タカラトミー]
9月、大河ドラマの主人公を題材にした「リカちゃん 八重の桜バージョン」を発売。
ミニカー「トミカ」シリーズは、OLに人気の「リラックマ」を加えた。
矢野経済研究所の推計では、テレビゲームを含む玩具市場は2007年度の8882億円をピークに、2012年度は7千億円程度に縮小。
しかし、大人向けはここ数年、860億円前後で堅調という。
(朝日新聞2013/11/1記事より)
子どもは少子化で人口が減っている。
玩具市場は縮んでいるが、大人向けが増えているのは当然とも言える。
しかし、世代が「20~30代」とは、随分若いのが意外だ。
しかも、男性ではなく女性向けとは。