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ゲームアプリでお小遣い稼ぎ

アプリをダウンロードするだけで、買い物に使えるポイントなどがもらえる「リワード広告」が急増している。
「リワード広告」急増の背景とは?

リワード広告とは?

リワード広告とは広告の手法の一つで、アプリのダウンロードなどと引き換えに、ポイントやギフトとカードなどをプレゼントする。

「リワード」は「報酬」を意味する。

銀行・証券の口座開設や、ネット通販での買い物にも使われる。

サイバーエージェントの広告子会社CAリワード社長によると、日本で2010年ごろに広まったリワード広告は、今や年間200億超の市場に膨らんだ。

牽引役は成長を続けるゲーム業界で、ほとんどの人気ゲームがリワード広告を利用して浸透をはかり、大手ならば1作品で1千万円以上を使う。

「リワード広告」急増の背景

買い物などに使えるポイントが特典になると、「10分ほどの広告で数万回のダウンロードに達する」という。

広告費はかかるものの、確実にダウンロード数を稼げる。
一方で、実際にゲームで遊ぶ人は少ないとみられている。

それでもゲーム会社が広告として利用するのは、アプリの蘭木9んぐ上位に名前を連ねられるからだ。

スマホのゲームはライバルが多く、競争も激しい。
上位ランクに入ってゲーム好きの目を誘い、雪だるま式にダウンロード数を稼ぐのが「必勝パターン」となっている。

アプリ購入サイトの対応

アプリ購入サイトのアップルの「アップルストア」や、グーグルの「グーグルプレイ」には、リワード広告を集めた「お小遣いアプリ」があふれる。

アップルは、お金でダウンロード数を稼ぐ手法が「規約で禁じるランキングの不正操作だ」として次々と削除しているが、多すぎて追いつかないという。

業界大手の広告会社のもとには、今も毎月50社前後がリワード広告の相談に訪れる。

ある業者は「アップルへの申請時にはリワード広告であることを隠し、商人後にお小遣いアプリにつくりかえる」と明かす。
(朝日新聞2014/11/28記事参照)


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