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新作映画をネットで同時配信

新作映画を映画館での公開と同時にネット配信する動きが、映画会社に広がっている。


若者を中心にタブレット端末や大型テレビで映画を楽しむ人が増え、映画館で見せる従来のビジネスモデルが破綻しかけているという関係者の危機感が背景にある。
[例]
米アカデミー外国語映画賞の「おくりびと」などを生んだ映画会社セディックインターナショナルと電通が11月9日(2013年)からシネコン大手109シナマズ系17館で封切る新作4本が21の動画サイトでも公開3日前に配信を始める。

料金はどちらを見ても千円。
これは、前売りや割引も含めた映画館の平均入場料の1258円より安い。

ただし、少し癖のある作品が対象になる。

セディックは既に2011年、米国で三池崇史監督の「13人の刺客」を公開した際、ネットで先行配信した。

映画館の興行収入が80万ドル(約8千万円)だったのに対し、配信は250万ドル(約2億5千万円)を超えた。

ここ10年余り、全国でシネコンの建設ラッシュが続く。
だが、既に飽和状態。

人々が映画館に行かなくなったのは、
1.DVDの普及
2.映画料金が高い
3.見たい映画がない
4.ネットでの動画の配信
等が理由だと考えられる。

これが、動画で同時配信になれば、さらに映画館に行く人は減ると考えられる。

もちろん、映画館でしか味わえない雰囲気や迫力があるので、映画館で映画を見る人は存在するだろ。

映画会社は生き残り、映画館経営は益々苦しくなるという構図が見える。


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