「あまちゃん」（NHKの朝の連続テレビ小説）が9月28日（2013年）、最終回を迎えた。
ブームの熱気は冷めそうにないが、その人気の秘密とは？
4月放送開始の「あまちゃん」。
岩手を舞台に、能年玲奈さんが演じる引きこもりがちの東京の高校生、天野アキが、祖母・夏（宮本信子さん）の影響で海女になり、成長していく物語。
驚いた時に連発される方言「じぇじぇ」は流行語に。
視聴率は17%未満（9月24日までの平均、関西地区、ビデオリサーチ調べ）。
飛びぬけて視聴率がよい訳ではない。
しかし、週間では20%を超える日があり、週間視聴率では断トツ1位の「半沢直樹」に次いで、2位や3位あたりをキープしていたのだから、誇れる数字である。
ヒットの秘密は、
１．震災後の東北が舞台
２．そこで悩みながら生きるヒロインたちに元気をもらった
３．朝を彩った弾む音楽
４．80年代アイドルに夢中になった40,50代が狂喜乱舞
といったところだろうか。
関連CDはオリコンチャートで軒並み健闘。
アキの母・春子を演じた小泉今日子さんの「潮騒のメモリー」は初登場2位。
アルバム「あまちゃん 歌のアルバム」は1位に輝いた。
潮騒のメモリー(初回限定紙ジャケ仕様~アナログEP風レトロパッケージ)
あまちゃん 歌のアルバム
キョンキョン（小泉今日子さん）、人気女優の鈴鹿ひろ美を演じた薬師丸ひろ子さん。
1980年代にアイドル的人気を博した面々が活躍した。
能年さんの写真集も約5万部を売り上げた。
「ヒロイン特化の写真集は事実上初めて」とNHK出版の担当者。
約230種ある関連商品の売り上げも好調。
岩手県内への経済波及効果は約33億円ともいわれている。
（朝日新聞2013年9月28日記事より）
私はドラマを全て見ていないので、DVDが出たら、最初から最後までじっくり見てみたいものだ。
そう思って調べてみたら、既に販売されてました。
あまちゃん 完全版 DVD-BOX1
