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あまちゃん視聴率を分析

「あまちゃん」が9月28に最終回を迎えた。
最終回の視聴率は関西で21.1%、関東で23.5%。
「あまちゃん」の視聴率を分析します。

「あまちゃん」は、ブームを巻き起こしたが、視聴率を見ると他のNHK朝の連続ドラマより特別突出しているわけではない。

放送期間中の平均視聴率は関西地区で16.9%、関東地区で20.6%、期間中の最高視聴率は、それぞれ22.1%(9月2日)、27.0%(同16日)だった。

[最近のNHK朝の連続ドラマ平均視聴率]
※関西地区、数字は%
2013年「あまちゃん」16.9
2012年「純と愛」15.9
   「梅ちゃん先生」18.5
2011年「カーネーション」19.6
   「おひさま」16.5
2010年「てっぱん」16.2
   「ゲゲゲの女房」15.9

こう見ると、この4年間で、「梅ちゃん先生」と「カーネーション」が「あまちゃん」より視聴率的には上である。

一方、総合よりも先に放送されるBSプレミアム(朝7時30分)での視聴率は、朝ドラの放送を開始した2011年4月以降過去最高の5.5%。
「梅ちゃん先生」の4.8%を上回った。

BSで視聴率が1%を超える番組はめずらしいという。

NHK関係者は「今まで朝ドラを見ていなかった若い人たちに人気があった。より早い時間に家を出る世代がBSで見ていたのだろう。」
録画で見たり、日に何度も繰り返し見たりする人も多かったと見ている。

確かに朝の8時あるいは昼の1時からテレビを見れる人は主婦に多いと考えられる。
サラリーマンには時間的に難しい。

他のNHK朝の連続ドラマと比べて視聴率的に断トツではない「あまちゃん」が盛り上がった理由には、放送時間に見れない人が録画やBS等で見ており、それを含めた人数が他の朝ドラを上回っていたことに他ならないだろう。


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