世界的なゲーム見本市「東京ゲームショウ」が、千葉市の幕張メッセで始まった。(2013年9月19日)
スマートフォンなどでゲームを楽しむ人が増える中、ソニー・コンピュータエンタテイメントとマイクロソフトが新しい家庭用ゲーム機を公開、巻き返しを図る。
33カ国・地域からメーカーなど300超が出展。
昨年の209社を大きく上回り、過去最大の規模となる。
一般公開は9月21日から。
ソニーは来年2月に日本で発売する「Playstation 4(プレイステーション4)」(PS4)、
マイクロソフトも来年日本で売り出す「XBOX ONE(エックスボックス ワン)」を国内で初めて公開。
ソニーは7年ぶり、マイクロソフトも8年ぶりの新型機になる。
両者とも意識するのは、ゲームを楽しむ手段としてスマホが存在感を増していること。
国内のゲーム市場は昨年(2012年)、スマホ向けなどオンラインゲームの販売額が全体の5割を初めて超え、ハードとソフトを含めた家庭用のゲーム専用機を上回った。(ゲーム情報誌「ファミ通」を発行するエンターブレイン「ファミ通ゲーム白書2013」による)
2つの新型機は、高度な画像処理など専用ゲーム機ならではの高い機能を売りにしつつ、「遊び方」を広げた。
スマホやタブレット端末でも使えるようにした。
「PS4」は遊んでいる様子をボタン一つで動画サイトやフェイスブックに投稿でき、他の人とつながりやすくした。
(朝日新聞2013年9月18日記事より)