スポンサーリンク

« 「創蓄連携システム」とは? | メイン | 東京ゲームショウで新ゲーム機公開 »

美白化粧品との正しいつきあい方

夏の名残の黒い肌。
「美白」とつく化粧品が気になるところですが、美肌化粧品で起きた白斑トラブルの問題もきになります。
美白化粧品とはそもそも、どのようなもので、正しいつきあい方とは?

皮膚が紫外線を浴びると、表皮にある角化細胞から「メラニンをつくりなさい」という命令が、表皮の一番深い所にある、色素を作る細胞のメラノサイトに向けて出される。

命令で作られたメラニンは周りの角化細胞への受け渡され、その段階で肌が黒く見えるようになる。

薬事法上、医薬部外品として売られている美白化粧品には、国によって承認された有効成分が一定量、入っている。

これら有効成分は、日焼けが起きる様々な段階で作用して、日焼けを防ぐ。

最も多いのが、メラノサイトでのメラニン合成を防げるタイプ。
ほかにも「メラニンをつくれ」という命令がメラノサイトに伝わることを防ぐものや、出来たメラニンが角化細胞に移るのを防ぐというタイプもある。

医薬部外品の化粧品の場合、「美白効果」や「ホワイトニング効果」があり、これらを明記した場合だけ、表記できる。

今回トラブルを起こしたカネボウ化粧品が開発したロドデノールは、メラニンを合成する酵素の働きを抑える効果を狙ったもの。

日本皮膚科学会が立ち上げた特別委員会の調査では、多くの製品をを使った人ほど、白斑ができる割合が高くなっているという。

「かゆみや赤み、かさかさは、皮膚が『イヤだ』と言っているシグナル。見逃さずに、すぐに使用をやめて欲しい」(松永委員長)

「適量と使い方を、よく考えて。『薬用だから安全』『使えば使うほど効果が出る』というわけではない」。

これは今回の問題に限らず、化粧品使用の鉄則だ。
(朝日新聞2013年9月14日記事より)

プラセホワイター 薬用美白クリーム


スポンサーリンク

【関連記事】