比較的すいている平日に映画を思う存分楽しんでもらおうと、月額1200円を支払えば旧作映画が見放題になるサービスをシネマコンプレックス(複合型映画館)の「イオンシネマ」が2014年4月から始める。
子どもたちやお年寄りを映画館に呼び込む狙いがある。
イオンシネマ
大型商業施設「イオンモール」などに入る全国76劇場のうち60劇場で始める。イオンシネマには複数のスクリーンが入っている。
いまはすべて新作を上映しているが、このうちの1つは、平日1~2回は旧作を上映する仕組みにするという。
定額制は2014年4月7日~2015年3月20日の平日に実施予定。
上映作品
旧作は、週1回のペースで更新していく。 シネパスを持っていると、この旧作を何回でも見ることができる。旧作は、2000年以降に公開された作品も多くする見通し。
「英国王のスピーチ」「フラガール」など封切られてから数年の話題作のほか、1959年の「北北西に進路を取れ」といった名作も上映する計画だという。
料金
月額なら1200円、年額なら9800円を劇場窓口で払って、パスポート「シネパス」を購入する。購入に年齢制限はない。
月額だと購入した劇場でしか利用できないが、年額パスポートなら全国のイオンシネマで鑑賞できるという。
(朝日新聞2013/12/13記事より)
コメント
期間は2014年4月7日~2015年3月20日の1年間。 年間パスがあるということだが、いつまで販売するのだろうか? 単純に9,800円÷12=約9月 9ヶ月以上使えば月額より得だが、見たい映画がなければ、無駄になる。旧作の上映は平日1~2回、週1回のペースで更新。
となると、年間で50本~100本の上映になる。
年間パスだと1本あたり98円~196円ということになる。
フルで見ればそういう計算だが、それだけの時間と見たい映画があるかで変わる。
イオンシネマとしては、平日、映画館が空いているので少しでもお客を呼ぼうという実験的な試みと言える。
うまく行けば、上映回数を増やしたりしていくのだろう。
ただ、イオンシネマが家の近くにあれば行きやすいが遠いと交通費も時間もかかる。
それだけして見たい人がいるのかは疑問。
映画館も画面が大きく音響も違うので迫力はあるが、それに拘らなければレンタルDVDの方が手軽だ。
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