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コンデジで「自分撮り」

カメラ付きスマートフォンに押されっぱなしの小型のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)が、反撃を始めた。
力を入れているのは、スマホが得意な「自分撮り」。
スマホにはまねができない機能をアピールしている
各メーカーが新商品を続々発売している。

コンデジの現状

コンデジの苦戦が続いている。 カメラ映像機器工業会によると、2013年の世界のコンデジ出荷台数は4570万台で、2年前より6割減った。

スマホは、高性能化で従来のコンデジとほとんど性能が変わらなくなった上、画像をインターネットを使ってすぐに共有するなど、手軽さが受けているためだ。

コンデジも、自分撮りをしやすくしたり、撮ったデータをスマホやパソコンに送ったりする機能は当たり前になりつつある。

カシオ計算機

カシオ計算機は8月26日(2014年)、レンズのモニターを切り離すこともできるコンデジ「EX-FR10」を発売した。

画面を確認してシャッターを押せるため、レンズを好きなところにおいて自分撮りを楽しめる。

CASIO デジタルカメラ EXILIM 14.1M画素 カメラ部/コントロール部分離 フリースタイルカメラ オレンジ EX-FR10EO
想定価格:5万円前後(税込)

オリンパス・その他

【オリンパス】

3月に発売した「TG-850」は、プールや海の中でも自分撮りがきれいにできる。
価格:22,800円

【パナソニック】
4月に発売した「TZ55」は、自分撮りのパノラマ写真を撮れる。
家族やグループで写真を撮りたいという人に受けているという。
参考価格:37,584円

【ソニー】
9月、自分撮り用の高級コンデジを中国で発売する。
香水瓶をイメージしたデザインで、10代後半~20代前半の流行に敏感な女性を狙うという。

【富士フィルム】
約0.06秒でピントが合うコンデジ「X30」を9月20日に発売する。
想定価格:7万200円(税込)
(朝日新聞2014/8/27記事より)


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