世界のIT各社が、「ウエアラブル(身につけられる)」型の携帯端末に相次いで参入し始めた。
腕時計型とメガネ型が主。
[サムソン電子](韓国)
腕時計型端末「ギャラクシー ギア」
9月4日(2013年)発表。
同社のスマホ「ギャウシシー ノート3」と無線で連動させて使う。
メール確認、動画や写真の撮影ができる。
電話は着信だけで、会話はできるが相手の声はスピーカーで外に聞こえる。
日本では秋の発売予定。3万円ほどの見込み。
[クアルコム](米国)
※「クアルコム」は米半導体大手企業。
9月4日(2013年)発表。
腕時計型端末「Toq(とっく)」
米国の年末商戦で売り出す予定。
[ソニー](日本)
腕時計型端末「スマートウオッチ2」
6月(2013年)に発表、発売済。
スマホと無線通信して通話やメール受信などができる。
各社は「ウエアラブル」型の携帯端末に続々と取り組むのはどういうわけだろうか?
それは、スマホの使い方を広げ、さらなる市場拡大につなげたいという思惑にある
腕時計方端末の世界の市場規模は昨年の95万台から2014年には3500万台に広がる見込み。(矢野経済研究所)
[アップル]
関心を集めるのは米アップル。
しかし、発表はまだされていない。
「可能性を試してみたい。」という。(ティム・クック最高経営責任者)
[グーグル]
一方、米グーグルが試作品を開発したのはメガネ型の「グーグル・グラス」。
メガネの右目部分に付いた小型ディスプレーにネット画面やメール、天気情報などが表示される。
世の中はどんどん進んでいる。