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無料ネット講義とは?

2014年春から、国内の有名大学の教員による講義が、インターネットを通じて無料で受けられる取り組みが始まる。
講義を配信する団体は「日本オープンオンライン教育推進協議会」(JMOOC)

「MOOC(ムーク)」は大規模公開オンライン講座(Massie Open Online Courses)の通称。現在は主に米国3機関を通じて世界の大学の550以上の講座が公開され、世界中の700万人以上が受講している。
東大や京大も米国の機関に参入を決めた。

しかし、
①講義が英語の為、多くの日本人は学びにくい
②講座が世界の著名大学に事実上限定され、多くの日本の大学は配信できない
といった課題があった。

受講生は、名前やメールアドレスなどを登録すれば講義映像を見られる。
講義は、大学の講義を単に撮影したものではなく、配信用に撮影・編集され、理解度を小刻みに確認しながら学ぶ。

宿題を提出したり、試験を受けたりして水準に達すれば、講座ごとに終了証がもらえる。
受講履歴をサイトに蓄積して実績をまとめて示せるようにしたり、受講生同士で教えあうウェブ上の掲示板を用意したりする計画もある。

協議会は14年度内に少なくとも12講座を公開し、今後増やす計画。

講師は無報酬。

大学側は、実力派の講座を無料公開することで、受験生らへの大学の売り込みを図る。
将来的には米国のように優秀な成績を修める人材の発掘にも活用したい意向。

協議会は、企業や大学、個人などから集める会費(年間1万~500万円)や寄付金で運営する。
(朝日新聞2013年10月12日記事より)

JMOOCのホームページ(http://www.jmooc.jp)によると、
講義映像を視聴するには、年会費を払って会員になる必要があるようだ。

会員には、特別会員・正会員・協賛会員・個人会員の4種類あるが、
動画視聴ということであれば、個人会員であろう。

個人会員は1万円/口 (年会費)

「無料ネット講義」ということだが、年会費がいる。
しかも何口かは自由なようだ。
会費というよりは寄付金である。
ただし、寄付金と違うのは毎年、必要だということ。

それにしてもこういう取り組みこそ、文部科学省が取り組むべき問題のような気がする。


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